某スポーツ紙のライターの記事に関して少々。
……まあね、人間好き嫌いはあるんだと思います。
そしてゆづこと羽生結弦は、好き嫌いがはっきり別れるタイプの選手だと思います。
好きな人はとことん好きで、嫌いな人はとことん嫌い、と反応が別れちゃい、その中間はほぼないと。
でもね。
だけどね。
嫌いだから厳しい記事を書いたのかもしれないけど、腹部を手術してその縫合の糸がまだ抜けないままの、おまけに足首も捻挫していてテーピングして世界大会へ出場した人間に来年の出場枠3つをとれなかった責任おっかぶせたり、練習不足を責めたり、プログラムのつなぎが手抜きだと文句言ったりはないと思うわ……。
そりゃー練習不足でしょうとも!
練習の為リンクに立てるようになったのは今月に入ってからで、出来てせいぜい1~2時間、しかも週3日が限度で、腹部に力を入れられないからジャンプの着地が不安定だった。それでも言い訳せずに選手権の舞台に立った。今の状態でできる精一杯のプログラムを組んで戦った。
だのに金メダルを取れなかったのが悪い、2連覇出来なかったのが駄目だと叩くんですかーっ?
本人がいちばん悔しい思いしてるのに?
……いや、そんなスポーツライターばかりではありませんけどね。
しかし身体がどんな状態だろうと金を取って当たり前、銀じゃ無価値、みたいなマスコミやアンチがいる中で出場し続けるって、それだけで尊敬に値する気がしますわ。
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