韓国の修学旅行生達が巻き込まれた船事故から、1週間以上が過ぎましたね……。
現在でもまだ130人程が行方不明のままという報道でしたが、海を見つめる家族の心情を思うと、今日まで何も書く気には……と言うか、触れる気にはなれませんでした。
出勤タイムが30分後に迫ってるので、長々と書く時間はありませんが、日が経つごとに人災であることが次々と明らかになってくるこの現状に、苛立ちとやるせなさを感じます。
難しい海流だと知られていたのに、不慣れな操舵士に任せたこと。
3倍以上の過積載で出港したこと。
積荷や車がちゃんと固定されているかの点検を怠ったこと。
船長や船員がお客への避難指示も誘導もせぬまま先に脱出したこと。
「動かないでください」
「船室にいてください」というアナウンスを流してしまったこと。
船は初めて乗るからと、自己の判断でなく大人の(乗員の)指示に従ってじっとしていた生徒が多かったこと。
そして、他国からの支援を当初韓国政府が「自分達の技術で充分対応出来る」と撥ねつけ、アメリカの無人探査ロボットによる捜索を受け入れたのが6日目だった……ってなことも報道されてます。
これらの報道が全て事実なら、複合的人災としか呼べません。
もっと長い人生があったはずの、まだ20年も生きていなかった若者の多くが落とさなくてよかったはずの生命を落としたというのはやりきれません。
最後まで助けを待ちながら、命を失っていったのかと思うと無念です。何故、という思いにかられます。
つーか、そこで記念撮影を行おうとした政府高官だか官僚って……。
絶句の世界です(゚Д゚;)
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