新聞は特別版。TVは朝から夜まで各チャンネル特集番組で、1日中「ああ、またこの日が来たな」と思わされました。
特に新聞写真での「これは2011年の日本ではありません。2014年の日本です」は強烈でした。
瓦礫が片付けられた以外は震災当時と何も変わっていない風景。爆心地のように何もない。
あったはずの街も、田んぼも畑も。人の姿も。
安倍総理の言葉は、被災地の人間にとって意味をなさないと思う。
だってまだ何も進んでいないから。
まだ何万人も仮設住宅で暮らしていて、もうすぐ出て行かなくてはないとわかっていて。そこへ消費税が上がるって、将来への不安材料が1つ増えるだけ。
小泉進次郎議員の言葉の方がむしろ、心にストンと着地しました。
立場からすれば、「復興は進んでいる」と言わなければならない。いや、そう言うべきだ。でも、「復興は進んでいる」と言えば言うほど、被災地の人とは心が離れてしまう……というのは、うんうん、そうだよ、その通り! ってTVに向かって頷きました。
普通の感覚、当たり前の人間としての感情を持っていれば、そう思うでしょう。はい。
この現実が見えているのなら。
……見えない方々、多すぎますもんね。特に永〇町界隈……あ、いやいや☆(・_・;)
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