はい。
なぜそう思ったかというと、本日ブラッシングしている時に私の体に頭を摺り寄せ、喉をゴロゴロ鳴らしたからです。
喉を鳴らしたんです! あのくおんが!
しかも以前はあんなに嫌がっていたブラッシングの最中に!
試しに、無防備なお腹の方へ片手を回し、そっと撫でてみましたが、そちらも嫌がりませんでした。
前は撫でようとしただけで怒り狂って唸って牙むき出しで、血が出るまで咬んだのに。爪も立てたのに。
……思うに、最初くおんの中で私の印象は最悪で、完全に敵認定だったんでしょうね。
捨てられて彷徨ってるところを拾い、居場所を与え保護してくれた相手が、くおんにとっては新しい飼い主であった訳で。
だからその相手に嫌われまいと必死で、鳴き声もあげず、本当は嫌だったシャンプーも爪切りも我慢して、おとなしくすぐ懐く飼い易い猫を装って。
そうして1ヶ月以上過ごして、「もうここが自分の家」と安心した矢先に車で連れ出され、私の部屋に置いて行かれたのだから。
新しい飼い主と信じた相手が捨て猫を保護して里親を探すボランティア、なんて猫のくおんには知る由もない(・。・;)……うん、こりゃ敵認定されても仕方がないな。
くおんにしてみれば、私はせっかく得たはずの飼い主と居場所を取り上げ、名前まで変えた存在だし。憎んでも恨んでもしょうがない気が。
でも今、頭を摺り寄せてゴロゴロ喉を鳴らし、背中をブラッシングさせながらお腹を撫でさせてるって事は、ようやく認識が敵から飼い主に変わったのでしょうか?
もう噛み付く引っ掻くはなし?
ないといいな( ´∀`)
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