昨日は余震の他に、滅多にない、と言うかあったら困る! ってな体験を致しました。ええ、出勤途中、そう、車の運転中不意に、眼鏡のレンズが片方外れたのです。
マジで、どえええええーっ☆ でした。
いきなり視界が歪んでまともに見えなくなったんですから。
まぁその、震災で陥没した道路、まだ鉄板敷いた状態で工事は行われていないんですわ。なのでそこを通過する時は常にガックン、と衝撃を受けるんですが……よもやまさか眼鏡のレンズがはずれるなんてーっ!!
咄嗟に考えた事は、「これを作った眼鏡屋さんに行ってなおしてもらう」「そうした事情で遅刻する事を店長に携帯で伝える」でしたが……。
すぐに思い直しました。「そんな漫画でもありえないような理由、職場で納得してもらえるはずはない」と。
で、そのまま右手に取れたレンズを持ち眼の位置に合わせ視界を確保、左手1本で運転し職場へ直行。
店に入って挨拶するなり店長に眼鏡を見せ、「レンズが外れたので眼鏡屋さんに行って直してきても良いでしょうか」と切り出したのですが……。
予想通り「そんなもん、はめればいいじゃん」という反応が。
ええ、そう来ると思っていましたよ。
しかし、私とて何もしなかった訳ではないのです。信号待ちのたびに眼鏡をはずし、レンズをフレームにはめようとしたのです。
しかし……。
店長に眼鏡と外れたレンズを渡しました。試してください、と。
店長、はめて「ほれ」と返して来ました。
指紋だらけになったレンズ、私は眼鏡クリーナーの布で拭こうとしました。レンズはまたはずれました。
「ねっ? 振動で簡単にまた外れるんです」
「こんな状態で仕事は危険でできません」
店長、再びレンズをはめてみました。軽く触れました。はめたレンズは外れました。
「あれ? おかしいな」
もう1回チャレンジ。はめる、外れる。
再々チャレンジ、はめる、外れる。
「……眼鏡屋さん行ってきて良いですか?」と私。
「駄目、代わりがいない」と店長。
ではどーしろと?
店長、とんでもない提案をしてきました。
「セロテープで貼って仕事しろ」
………☆
眼鏡レンズとフレームをセロテープで巻いて固定し仕事した人間は、私が初ではないだろうか……と思います。現代日本においては。かなり右眼が辛いというか、視界が歪んで眼が痛い思いをしましたが。
という訳で本日は出勤前の今のうちに眼鏡屋さんに行ってきます。またレンズがはずれないよう、フレームのネジを交換してもらおうかな、と。
……結局あの震災の影響ですね。
吹っ飛ばされた眼鏡、壊れてなくて良かったと思っていたけど、フレームがゆるんでしまっていたようです。で、2ヶ月目で限界に達し壊れたと。
充電中の携帯のアダプターのコンセントが引っこ抜ける、デスクスタンドのコンセントも引っこ抜けた上蛍光管まではずれる、そんな地震だったからなぁ。
予測して然るべきだったかもしれません。
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