ってな訳で読書三昧な日々に突入です。もっとも気温的には秋というより冬で、白鳥は飛来するし山は雪化粧だし八幡平の道路は既に積雪が‥‥な状況ですが、とりあえず秋なはずです。暦の上では!
そんな訳で徒然感想の方に『レナード現象には~』の感想‥‥とは言えない駄文を書いておきました。グイン・サーガの111巻と外伝の『消えた女官』も読みました、昨夜。
外伝は『ふりむかない男』よりこちらの方が好みです。私、ナリスというキャラが個人的に苦手というか、虫唾が走るタイプなので彼が出ている巻はとっても読みにくいのですが、『消えた女官』ではまだ15歳で、多少言動があれでも、子供が背伸びしてる部分の方が目に付いて微笑ましいというか何と言うか、許容範囲内でした。
ディーン(マリウス)の甘えを苛立ちつつ許してるあたりも、他に身内と呼べる相手がいない孤独を抱えたお兄ちゃんっぽくて良かったし。うん、この程度なら読める、大丈夫って感じです。大人になってからもあれだと「だーっ、なにこいつ、いやーっ」となるんですが。
ミステリーとして捉えるといまいちな話でしょうが、監視下に置かれる子供を主人公としたミステリー風味のファンタジー、と受け止めるなら面白い本となります。はい。
PR