単に地震に関する本ならいろいろ出てはいるようですが……。
今回の震災に限ると出版物は少ないような。
つーか、地元の新聞社とかの写真を扱ったグラビア的な物と、本来は一部の人にしか配布されない本だけど今回は震災関連のエッセイだけなので一般配布に踏み切りました、って本くらいしか。
で、記録写真は記憶に留める為にも必要だとは思いますよ。
ただ、写真ばかりで記事がないのが辛いんです。えんえん被害状況の写真ばかり見せられるのは……、文章、文章が読みたいっ! となってしまう。
で、寄稿者の文章とモノクロの写真で構成された本は、500円くらいだったら迷わず購入したと思うのですが、税抜きで1000円なので躊躇ってます。
値段的にページが薄いような気がしてどうも。
いや、内容的にはありな値段かもしれないのですが。
同人誌だったら間違いなくありな値段ですが。
よ、予算的にその……。
けど、欲しい気持ちはあります。
次に書店行った時まだ平台に置かれていたら買うかも。
地震当時どこにいて、何をしていて、どう感じて、どのように行動したか。
その後のマスコミ報道をどのように感じたか。
そうしたことを書いてくれてるのはこの本だけでしたし。
「日本人が海外から賞賛されているんじゃない。東北人だ。被災した東北人が賞賛されているんだ。買い占めに走る都会人と一緒にするな」
「テレビは原発の報道だけで、救うべき被災地の情報が流れない。その間に助かったはずの人間の命がどんどん失われていく」
「東北の人間は怒れ。もう我慢するな」
直球のメッセージがいっそ心地よいです。執筆者の怒りすらも。
うーん。やっぱり買っておこうかなぁ。
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