今になって読んでます。
えーと、読まなかった理由ってたぶん、主人公のアンが子供じゃなくなったからだと思う……。10代後半で恋愛がらみの悩みとかが入った時点でアウトだったと……☆
……恋愛物が苦手とはいえ、どれだけ苦手だったんだ、私☆ 極端すぎるだろーっ☆
確か、『アンの娘リラ』だけは読んだ記憶ありましたけど。
つまり『赤毛のアン』→→→→→→→→『アンの娘リラ』で、間の8冊素っ飛ばしたと。
で、一昨日から『アンをめぐる人々』という短編集を少しずつ読んでます。
うーん、著者も翻訳者もうまいなー、文章のリズム。音楽聴くみたいに読める本だなー。
あ、何故この本になったかというと、続きの本、これと『アンの娘リラ』だけが残っててあとは借りられていたんですわ、市の図書館。
ともあれひとつひとつのお話が心地よくて面白いです。
小さなエピソードかもしれないけど。でも本人にとっては重大事な。
同じ男性からのプロポーズをずっと断り続けていた女性が、受け入れる羽目になった理由なんてその最たるもので。
けど、悪くない。きっと本人にとってもこの結果は悪くないって思えて。
仲たがいしていた姉妹の仲直りの話も、20年別居して顔すら合わせなかった夫婦がやり直すことになったきっかけも。
どれもほんとにささやかな、傍から見れば「おいおい」な事で。だから微笑ましかったりするという。
ちなみに私の頭の中では、登場人物も背景も建物も、全部原ちえこさんの漫画絵に変換されてます♪
『青い城』ってモンゴメリ原作の小説を漫画化したコミックス読んだせいだろうけど、違和感ないですよ。
PR