たまたま現総理と同じ声で、よく似た顔立ちと体型だったために替え玉にされちゃった売れない役者の主人公……。
政治興味なし、選挙……めんどい☆ 行かねー。党三役「なにそれ?」幹事長って、何する人?
こんな人間が総理大臣演じるって無理が……とハラハラして読みましたが、しかし!
彼は天性の役者でした!
こんな時、本物ならどう考える? どう発言する? で、替え玉をやらせた人間すらそこにいるのが本物だと錯覚しそうになるという……(;・∀・)
そう、演じる人間そのものになりきってしまうんです!
そして政治の素人で政治家ではないが故に権力にも地位にも固執しないで周囲を敵に回してもやるべきことはやる。
その姿勢と子供のような無垢な眼にどんどんほだされていく人間が増えるあたり、ニマニマです。
まあ、もちろん政敵も増えるんですが。
省益? 既得権益? 天下り先? んなもん知ったこっちゃねーわ! な男ですから。
いや、お奨めしますよ、この本。
ワンポイント・リリーフのつもりで演じていたら、本物が亡くなった為に一生演じ続けなければならなくなるという悲劇が待ってますが☆(´▽`)☆
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