涼しくなってくれるわけではないのですが、あまりの暑さに寝入って4時間経たない内に目が覚めてしまったせいで、身体フラフラ頭ズキズキです。
そして汗ぐっしょりになった肌着を脱ぎ、同様に汗をたっぷり吸ったパジャマと一緒にただいま洗濯中です。出勤時間迫ってるというのに。
でもって食事とらなきゃいけないのだけど、食べると汗がまた大量に出るから辛いです。こまめに水分摂取してますが。スポーツドリンクとウーロン茶と麦茶と牛乳の消費量が……ハンパない。
で、どうせ暑くて寝られないからとぼんやりした頭で図書館から借りてきた本読んでました。
このクソ暑い時に何故かクリスマスシーズンの本です。
父親を亡くして以来情緒不安定になって問題行動起こしている8歳の男の子が、神様にお願いの手紙を書くお話。
なんどもなんどもお願いしたけど、神様は忙しいから聞こえていないんだ。手紙ならきっと読んでくれるよね、って。
その子供は働いてる母親がとても忙しく、家にも仕事を持ち帰っているのを見ていたので、一緒にいる時間がもっとほしいと思っても言えなかったし、おばあちゃんもおかあさんも僕の面倒を見ている暇がないって、と2人が口論しているのを聞いていた為、これ以上嫌われたら居場所がなくなると感じていて、その不安から更に問題行動を起こしてしまうという悪循環で……。
願いはとっても男の子らしいものなんですがね。
休みの日にキャッチボールしてくれたり、野球の試合に連れてってくれるお父さんがほしいっていう。友達はちゃんとそういうお父さんを持っているから、って。
でもそんなこと、1人で家計を支えて頑張ってるおかあさんには言えない。
だから神様に手紙を書いたのだけど。
いざその手紙を封筒に入れて、宛名を書くところで男の子は困り果てます。
神様は天国にいるんだよね。でも天国の何丁目何番地に住んでるの? ぼく、神様の住所知らない……と。
結局男の子はその手紙を何でも知ってる(と彼は信じている)おかあさんに託して、住所を書いて出しておいて、と頼むんですが、仕事の書類を読んでいた母親は上の空で返事して、当然出す事を忘れ、後からその手紙を読んでしまい……という展開。
いやぁ、クリスマスには相応しい奇跡のお話でした。
現実はそう上手くいかない、と思っても、良いよね物語の中でくらい、子供が幸福になっても。
さて、出勤してきます。