えっと、昨日の続きになりますが。
実は私、ハーレクイン小説の漫画化を担当している描き手の中では、原ちえこさんがいちばん好きです(´▽`)
絵柄が好きで表情が好きで、コマの割り方や話の展開のさせ方も好きで。
特に今でも好きなのは『藁くじの花嫁』と『エマと伯爵』の2作品。
あんまり好きだったので、この2作に限っては原作の小説も読んでみたのですが……。
………途中で投げ出さなかっただけ、恋愛小説としてはまし……かな?
いや、『エマと伯爵』の方は危うく中途で挫折しそうになったぞ(・_・;)
要するに、私が好ましく思った場面やエピソードって、漫画家が描くにあたって「こうした方が日本の読者には受け入れやすい」とアレンジした部分や、もしくはその漫画家自身が考え加えたオリジナルなシーン(内容的に原作から逸脱はしてない)だったんですねぇ。
私の惹かれた、大草原の小さな家みたいな雰囲気や、開拓時代のアメリカを感じさせる成分が、原作小説からは……。
まあ、『藁くじの花嫁』の方なら多少はあったけど。
でも、原作小説をカットしてカットして短く話をまとめ、多少のアレンジを加えた漫画版の方が個人的にはずっと好ましかったです。
あと、好きな原さんが描いた作品の中にも、ハーレクインの場合1回読むのすらしんどいと感じた物もいくつかあるので、その原作小説はきっと数行読むのも辛いだろうなと……(||´Д`)o
主人公に共感できないのみならず、出てくる登場人物の誰1人好きになれない、とかヽ(´Д`;)ノ
もしくはひたすら退屈なだけ、とか(・_・;)
だからやっぱりこれらは、1回立ち読みしてからでないと買うか買わないか決められないです。基本的に。
だってページ数を思えば決して安くはない買い物なのよーっ・゜・(ノД`)・゜・
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