ふらふらしながら病院帰りに立ち寄ったスーパーの書店コーナーで、1冊だけあったTONOさんのラビット・ハンティング2巻買いました。
あー、いつの間にか出てたんだ、って感じで読みました。今回の内容は雑誌で読んだ事がないものだったので、その分楽しみました。
鳥がカバを産みました、で始まる第2巻。チャイナの男(男の子含む)は苦手、怖い、という感情はかなり根が深く、今なお夢でうなされて嘔吐する、アレルギー症状を起こすという状態で。それが全部母親が自分にした事(ただし良かれと思ってした事)に結びつくのが不幸だなぁ。
鳥の親は、鳥だから鳥の常識で動く。カバの子供が水に入って喜んでいれば「とんでもない」と怒り、ミミズを食べさせようとし、空を飛ばせようとする。
カバは翼がないから当然飛べない。でも、母親の言う事だから、母親が好きだから従って、結果地面に叩き付けられ命を落としてしまう。
なにもかも失敗でした、愛だけは本物でした、という物語は現実の親子関係に直結するなあ。「どこの親子もそんなもの」という台詞が重いですわ。
あ、書いてた小説、三度目の書き直しでよーやく私らしくないなと思えた部分は削除できました。一安心♪
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