何が違うって、まず被害が広域。
そして交通網の整備がまるで違う。
更には救援の手も……残念ながら違う。
阪神の時は翌日には食料の支援があったようです。しかしこちらでは1週間以上自力で食料調達に走らねばならなかった……。
そして。
何より。
住居と職場を同時に無くした人が大半、という点が違うっ!
阪神の場合、住んでる場所と職場は別だった、という人が多かったと聞きますが、こちらで被害にあった人間の大多数は沿岸部に集中。
つまり、海と密接な関係を持っているわけで。
水産工場や魚の直売所は跡形もなくなってる状況で……。
生活を立て直そうにも働く場所がない。
給与を得られない。
だから先の見通しも立てようがない、という……。
国や県に頼っても無駄、と皆自力でできる範囲で頑張ってますが、法律上の都合で認められない事も多く、前途多難です。
非常時だから多少は融通をきかせる、という柔軟な対応してほしいですね。何もしてくれないのなら、せめてそれだけは。
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