……って、どうなっているんでしょうね。
通勤に使っている道路、地震による陥没や地割れや段差、放置されたままです。
流石に陥没している場所はそのままでは危険すぎるので、道路に大きな鉄版が4枚敷かれ、注意を促す看板が左右に立てられていますが。
とにかく、流通センターの道路も国道も、全く工事が行われる気配がないままです。
既に1ヶ月以上経過しているはずですが……。
やはりあれか。資材も重機も人手も全部沿岸の被災地に回しているから、内陸のこっちまで手が回らないって事か。
うーん。まぁ、停電と断水が解消しているだけでも随分恵まれているんだろうから、贅沢は言わないでおきます。走行できない訳ではないし。ただガックン、と衝撃を毎回受けるだけで。
また顔も洗えない、歯磨きも出来ない、夜は真っ暗で何の音も聞こえない状態に戻れと言われたらご勘弁を、ですしねぇ。
で、こんな状況なので気になったのか、会員さんから問い合わせがありました。
5月末締め切りの会誌は発行されるのか、と。
答えは発行します、です。
ただしいつも通りの会誌ではなく、届いた分だけで1冊に纏めての発行になると思います。被災した会員さんが原稿を書(描)けるか微妙……と言うより9割の確率で無理っぽいですし。
まぁこれは、震災後安否を気にして印刷案内の冊子と共にお見舞いの文書を送ってくれた大阪の印刷会社さんへの生存報告と、感謝を込めての発行の意味合いが強いです。
だってねぇ、印刷所から「何か必要な物資はありますか? 連絡くれたらこちらから送ります」とか言われたら……。
被災地在住の顧客の1人1人にこんなの送っていたら大変だろうに……と苦笑がもれて。でもその気持ちがありがたくて。「紙も印刷用のインクもあります」という言葉が心強くて。
印刷業界も大変な状況な中、こうして連絡くれると嬉しくて応えようって気になります。
気仙沼在住の会員さんは今回無理でしょうし、一関の会員2名はどうかな~って感じだし(それどころじゃなさそうだし)千葉の会員さんはまだショックから立ち直っているかどうか……だし。
仙台の会員さんも、無事とはいえ余震が続いているので原稿に向き合えるかわからないし。
石巻は連絡がまだつかないままだったりするし。地図見たら、住所の地名は海から1キロ程度の距離で、しかも川のすぐ側だったという……うううううっ☆
と、とにかく。
会員さんの生存確認も兼ねて、会誌は発行して送るつもりでいます。
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