ゆっくんは卒業試験に辿り着けません。その手前の第二段階筆記試験に落ち続けている為、次の過程に進めないんです。既に高校には通っていないんだから、その時間を勉強に回せばいいのに、どーしてあの子は炬燵に潜ってゲームかパソに向かって動画見る、もしくはお菓子食べてごろ寝なのーっ★
実はこの日記書いてる今も背後霊と化してうろうろしています。頼むから日記書く間は離れていてくれ、とお願いしてます。これが帰宅した弟のナオくんに「お兄ちゃん、そーゆー暇あったらお父さんが買ってきた問題集見たら」とか言われると、さすがに恥ずかしい感じがするのか動画見るのやめてパソの前から離れるんですが。
うん、やっぱり弟から軽蔑の眼差しで見られるのは辛いんだろうな。ただ、それが長続きしてくれない……。はふっ★
それでもゆっくんがこちらの部屋に侵入してガンダムの小説とか読んでいる、と言うと弟が「えっ」って反応します。「あのゆっくんが小説に手を出した? 読むようになった?」と。
……あー……つまりそーゆー段階なんだな……。
そりゃまあナオと違ってハリポタさえ読んではくれなかったしさ。『チョコレート工場の秘密』を読み聞かせても話が半分もいかないうちに「まだ終わらないの」となってしまったしさ。……自分で読めよ、って思うんだけど。
で、弟をぬか喜びさせないよう言ったのです。「読んでいるのはガンダムOOと種デスの小説。内容的にはライトノベルのノリ。つまり改行が多くて1行あたりの文字の数が少なくてー」と。
すると弟、「駄目だろ。ガンダムの小説というならまずは富野さんのを読まなけりゃ。セイラさんのお守りの意味が通じないじゃないかーっ」
………★ 隣で聞いていたナオくんが苦笑いしてました。ギャグの元ネタを知る為に小説を読めと言うのもどうかと思うよ……。それも『げんしけん』に出てきたガンネタのギャグかい……。そもそもゆっくん『げんしけん』に手を出したっけ? 『銀魂』は読んでるけど『げんしけん』は……。
何より、富野さんのガンダムって、いっちゃん最初の小説はコアなガンダムファンか小説読み慣れてる人ならともかく、そうでない人にはとっつきにくいと言うか読みづらいよ。その後の小説書き慣れてからの本ならまだ何とかなるかもしれないけど。
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