皮膚科の診察終わったの、夜の7時半でした~☆ 先に整骨院行っといて良かった!
でも待合室、私が帰る時まだ診察待ってる人が何人か。診療時間は6時までなんですが……。
医師も受付の人もお疲れ様です、の世界。それでも会計の時に「長らくお待たせしまして申し訳ございません」と謝るのが日本人テイスト。
自分達も疲れてる、残業させられている、とは一言も言わず笑顔で応対。まず患者を気遣う。
あの患者の数ではお昼を食べてる暇もなかったろうに、と思うので頭が下がります。
さて、その後書店に直行したのですが、残念ながら1軒目ではエロイカの新刊は既に売り切れでした。でもせっかく来たのに何も買わずに店を出るのは……と店内を歩いてみたら、少年漫画のコミックス置き場の平台に、見慣れた人の絵が……。
ええええええっ、羅川真里茂ーっ?!
なに? 花とゆめじゃなく少年漫画誌に移ったの?
ど、ど、ど、ど、どーしよー。羅川さんの漫画だと、読切連作以外は短期で終わらないよねぇ。うむむむむ☆
……で、迷いましたが買いました。そこには1巻しかなかったので1巻を。
ラストページの予告に2巻12月発売とあったので、売ってるはずと2軒目の書店へ移動。そこにはやっぱり平台山積みでありました。(ちなみにエロイカの新刊も♪)
即行ゲットで買って帰りましたとも。
津軽三味線奏者の高校生を主人公とした物語です。ものすごーく老けて見える(学校で父親と間違われた)10代の兄とか、とんでもない型破りな母親とか(金髪に染めた髪と超若作りファッションでSMの女王様的性格なのにバリバリの津軽弁)かなり癖のありそうなライバル候補とか。
読んでて楽しいですが、凄いのは少女雑誌の花とゆめで少女漫画の『しゃにむにGO』を描いていた時と絵柄もスタンスも変えていないこと。
少年漫画だから、と絵やお話作りを変えたりしていないんです。
どっちも漫画である以上、ここは私のフィールドだ、的な感じで。
それが出来る、許されてしまう力量が凄いです。
実際、擬音無しで青森の自然、雪の静寂や冷たさ、川のせせらぎ、小鳥の囀りを読む側に感じさせてしまうのです。聞こえないはずの津軽三味線の音が、漫画の紙面から聞こえてきてしまうのです。
なんか、圧倒されます。はい。
という事でお奨めします、この漫画。まだまだ続きそうだけど。
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