先日戻ってきました。
紫堂恭子センセの『イセングリムの夜警』の1~2巻です。
しかしこれ、2巻のラストが「えっ、ここからどうなるのーっ?」ってところで終わっているのに、この出版社から出るコミックスはこれで終わりというとんでもない爆弾がラストに投下されてるんですよねーっ。
まあもともとコミックスの出版社としては知名度が……別な方面でならあるんだけど。
おかげで新刊出ても1冊しか入荷しない、しかも市内の書店で入荷するのは1軒のみって状態で。
それでも必死こいて買っていたのにーっ☆
借りて読んだ友人も、一緒に読んだ娘さん共々、「この先は? 続きは?」となっていて、「続きが他の出版社から出たら、絶対買って貸してね!!」となりました。
……自分で買うという選択肢はないんだな……友よ。
まあ言われなくても買いますが。
けど、私も友人もその娘さんも、本を読んだ感想、ある部分で一致しました。
「主人公の結婚は絶対失敗する」はい。
だって相手の男性はいい人だけど、その母親があれでしょー。
悪気はないから余計に悪い、息子の(未来の)嫁いびりとこき使いっぷり。
そもそも主人公が結婚を承諾した事情だって、相手が好きだからではなく、その母親の「孤児院育ちなんて──私達が折れて──これで選ばないとしたら無礼にも程がある」という台詞を耳にしてしまったからで。
同じく孤児の兄がこの町で余所者と思われず住民に溶け込んで上手くやっていけるようにと願っての結婚承諾だから、最初から幸福になれるとも思っていないのが……。
いや、結婚って誰かの為にするものじゃないからね。なにより、君の好きな相手は(気になってる相手は)住民から余所者扱い受けているあの人でしょーっ☆
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