書けないまま放置していた「読んだ本の話」です。
今日も仕事が何時に終わるか、シフトの通りに8時半上がりで帰してもらえるかわからないので、眠いですが今無理してでも書いておかないと……。
でないとまた書けないまま放置プレイになってしまう……。
えっと、「おお振り」の23巻読みました。
今回も面白かったですが、1番印象に残ったのは田島の「三橋が榛名になれるわけねぇ」「オレも花井にはなれない」という思いと、「体は急にでかくなんねーから」「クサってもしょーがないんだ」「でも考えちゃうよ」「オレにはホームラン打てないのかなって」という台詞です。
うん、4番バッターの自分がヒットしか打てなかったピッチャーから、5番の花井がホームラン打ったから、いろいろ思うところがあるんだろうなあ。
花井が自分にはない田島の野球センスや才能を羨むように、田島は小柄な自分とは違う花井の体格や力を羨んでいて、けどそれを言ったらダメだってわかってて。
それでもやっぱり目の前で見せ付けられると、悔しくて己が情けなくて落ち込んで。
うんうん、わかる。すっごくそれ、わかる。
野球じゃないけど、人生経験積んできた人なら、思い当たることいっぱいあるよね?
自分も昔、そうだった。
己の絵の下手さが嫌で嫌で。漫画描くのは好きでも、他の人と同じ誌面に載ると己の画力とセンスのなさに自己嫌悪で恥ずかしくて。
なにより自分の絵柄がどうにも好きになれなくて。
同じサークルの別な人の絵とセンスが大好きで、その人みたくなりたくて、でもなれなくて。
自分は自分でいい、自分はこの絵で丁度いい、自分がなれる自分になろう、と思えるまでにけっこう時間がかかりましたから。
田島、まだ高校1年生だもんね。
どんなに出来た子だろうと、不満を叫びたくなる時もあるよね。この先も。
キャプテン花井、受け止めてください。
三橋の場合は田島と違って、己に才能があるなんてこれっぽっちも思っていないから、羨むとかはないんだなぁ。ただ憧れて、認めてもらいたくて努力するだけ。
その才能を認めているキャッチャーとしては歯がゆいだろうけど、これが三橋だから(´∀`*)
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