選り好みしなければ職はあります。前にも書いた通り。
時には親が顔をしかめる職種であったとしても。
はい、私は以前身体を壊して働けなくなって1人暮らしをやめ親元に帰った後、完全に治ってはいないまでも日常生活に支障はない、ってとこまで回復した段階で、1日中家の中でゴロゴロしている事に耐え切れず職を探し、丁度近所に開店前だったパチンコ屋の『従業員募集委細面談』の看板を見て飛び込み面接したのです。
そこで採用されました。母はものすごーく文句を言いました。「パチンコ屋なんかで働かせる為に大学行かせた訳じゃない」と。
しかし現実に当時は就職難の時代で、私は卒業後静岡に職を求めなければいけなかったんですよ。地元では雇ってくれるところなくて、あっても給与が10万円未満……。
正社員で8時間労働してそれじゃ、食っていけないだろー、と。
ところが当時の静岡は高卒男子の初任給が18万円だったんです。なら、そっちで働いた方が……という選択はまちがいではなかったと。まさか職場のいじめで半分ノイローゼ状態になったり、別な仕事について体壊したりするという考えはなかったですから。
まあノイローゼの方は私のミスです。2年半も合わない職場で我慢せず、さっさと辞めていればそこまで精神が追い詰められたりしなかったでしょうから。手紙の宛名書きの際の文字が異様に小さくなってる事を「変だ」と認識できていれば……。普通の宛名サイズの文字が書けないくらい、己の存在を肯定できなくなっていたんですよね。
結果的には「仕事は無理。身体を治したかったら安静に」という医師の言葉で地元に戻ってきましたが。
で、パチンコ屋ですが、ここは過去私が勤めた職場の中ではダントツに給与がいいです。はい。
ただ問題は、8時過ぎに出勤して休憩はさんで夜の11時頃まで仕事だったり、休みがないまま24日間ぶっ通し出勤し続けたり、で体力が持たなかった……。
1年半で辞める羽目になりましたが、その頃には通帳の残高増えてました。ええ、1年間働かなくても食べていける程度には。
なので健康体で体力に自信がある若者になら勧めます♪ 遊ぶ暇もないから、貯蓄にはとっても向いてます(笑)☆ 食事も1日1~2食は出るし。