本日はここを書こうとしたら、管理画面に繋がらなくなってました。はて?
どうやら私のログインする権利が消去されて(いやデータ削除か?)いたようで、仕方なくユーザーIDから打ち直し、管理画面呼び出しましたが……今度はひらがな入力を受け付けなくなっていて……おいおいおーい?
どうにかローマ字での打ち込みは可能になりましたが、この状態では感想の書き込みは無理だな。すっごくお勧めな本を昨日読んだのですが。
タイトルは『漫画家アシスタント物語』です。実録です。書き手が師事した漫画家の名前も出てきますが、これが結構有名どころで「うわーっ」と。
なにより筆者が現在もアシスタントを続けている漫画家は……いう事もやる事も筋が通っていて凄かった。
「自分が描きたいものではなく、読者が読みたいものを描け」はい全くそのとおり! それがプロです。そして筆者はその時点でモノの見事にアマチュアでした。
だって週休2日制なんてなかった26年前に、東京のアパートの家賃が4万円で済んだ時代に、1ヶ月に20日も休み貰って、アシスタントに入る日も実働き時間は4時間で、その日の食事代は漫画家の先生持ちで、それでも月に12~13万貰ってたって……。
つまり、生活できるだけのお金と、充分な時間という「自分の漫画」「持ち込み(投稿)用の漫画」を描ける環境を雇ったアシスタント達に与えて、更に読める程度の原稿を持ってきた相手には、自分の知り合いの編集者にアポ取って、原稿を見てやるよう頼んだり……とそこまで面倒みてやってんの!
しかし……人間は悲しいかな楽な方へ流れるもので、この筆者も他のアシスタントも、先生に守られてる環境が居心地良すぎたのか、プロデビューして独立していったのは1人だけという……☆
それでも、アシスタントに雇われた当初の絵と、その2年後、6年後の絵の変化、上達ぶりはものすごかった。一見の価値はありますよ、この本。
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