新作が出ないまま、旧作のリライトで新装で、出版社変えて新たに……ですか、と唸りました。
税抜きでお値段が1200円というのにも唸りました。
もうどう見ても小学校高学年から中学生向けの本じゃないだろ、と。
でも買っちゃいました。表紙の装丁しゃれてたし、折り込みチラシに著者へのインタビューもあったし。
1巻は私にとって1番どうでもいい内容に思えた作品なのに買っちゃいました。
好きになったのは2巻のあたりからなんだよねー。完全に霊との対決になったし、見事にホラーだったし。
けど1巻の事件は……ごにょごにょ☆
が、読んでみると「これは買う価値ありだったな」と思えました。欲を言えば文庫サイズでこのカバーで、600円から700円程度の値段で売ってくれるとありがたかったけど。
はい、確かにリライト部分がハンパないです。
霊の事件じゃないのにキャラ達に霊の事件ではと勘違いさせる出来事がいくつか起こり、それを一つ一つナルが解き明かし、自然現象や錯覚、あるいは生きた人間の仕業である事を科学的に証明していきます。
なるほど、こういうやり方があったか。
もう原作を全部読んじゃってるから、ナルの正体もわかっているのですが、こうしてその実力を示されていくと納得いきます。
ゴーストハントもしくは著者のファンで、懐に余裕がある人は買っても損はないかと。お財布の中が寂しい人は今すぐ地元の図書館にレッツゴー! 購入希望図書として要望を書きましょう。メディアファクトリーから出ています。
さて着替えて出勤だーっ☆ うう、また痒みと痛みに耐えるのかぁ。
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