昨日は書き忘れていましたが、眼科の待合室でずーっと待たされてる間(持っていった小説本2冊も読み終えた私に)話し掛けてきたお婆さんがいました。
最初は「混んでますねー」とかいった挨拶程度の話題だったのですが、だんだんパソとかが目に悪いという話になって(いや、それは私も同感だが)更には今の会社や役場の仕事もパソ頼りになって、紙への記入が疎かになっている事への懸念とかに移っていったのですが、そこで語られた一言に「えっ?」と……。
「私らの若い頃は軍需工場で働いていたんだけどねえ、今の若い人は……」 ……はい? なんておっしゃいました? 軍需工場?
……ご、ご婦人、失礼ですが何歳であられますでしょうか……。
年齢は答えてもらえませんでしたが、「昭和46年に役場を定年退職した」という答えが。どえええええっ! つまり私より半世紀ほど年上? それで杖もつかずに自分の足の力だけで歩いてる? しかも眼科に来る前に内科診察の為某病院(結構遠い)まで行って来た? つ、強いっ!
そういやオーストラリアのツアーで一緒のバスになったお婆さんも確か「大正生まれです」と言ってたっけ。背中曲がってなくて、白髪を結い上げ和服をきちんと着こなして、バッグもスーツケースもなしに風呂敷包み一つでシドニーやメルボルンを観光して歩く姿は格好良かった。でもって昨日のお婆さんもオーストラリアツアーの時のお婆さんも、眼鏡なんかしてなかったんだよね……。
女性限定かもしれないが、日本の老人(90代)は元気かも……と思ってしまった出来事でした。すごいよ。
しかし……オーストラリア今火事で大変な事になってるよね。自分が旅した時はまだ旱魃もなく、山火事はあったけど小規模で、タイミング良く雷雨に見舞われ鎮火したんだよね。おかげで我々のツアーは翌日予定通りブルーマウンテンを観光できた訳で……。ああ、旅の思い出がある国で災害が起こると辛いです。はい。