……な記事を昨日の新聞で読んでしまいましたーっ。いや、確かに現在の食糧危機が世界規模で広がっていくとしたら、かつての風習は復活させるべきかもしれません。戦時中に木の根を食っても生き延びたという父は、赤ん坊の私に離乳食として足も触角もしっかりついてますなイナゴを食わせ、母に悲鳴を上げさせたらしいですが。
だからたぶん私、イナゴは食べられると思います。いざとなったら。うん、赤ん坊の頃に食べてた訳だから。蜂の子は、なんか見た目で引きそうだけど……焼くと卵焼きに似た味とか書いてあったし、目をつぶれば食べられる……かもしれない★
しかし、昨日の新聞記事は……。イナゴの繁殖率では到底足りないとかで、高蛋白・高脂肪食材として有力視されてるのが……されてるのが、異常なまでの繁殖率を示す蝿っ! そう、蝿の幼虫を食えと! 食肉を手に入れられない(おそらく近未来の食糧危機の際、食肉はとんでもなく高値になってると思う…★)貧乏人は蛆虫食べて生き延びろとっ!
ううう、これってSFな未来でなく現実ですか。現実問題で蝿の幼虫を食べろと言うんですか。うーっうーっ、いくら栄養があると言われても、抵抗あります、心理的に。
そういや昔の(戦国時代の)中国では、捕らえた敵の傷口に蝿をたからせ卵を産ませ、そこで育った蛆虫を食べるのが最高の美味とされたとか本で読んだ記憶はあるけど、悪趣味にも程があるの一言で済ませたんですよ、私。
だのに21世紀になって、マジに食糧問題の解決策として蛆虫を食用にすべく人の手で繁殖させる、なんてのが大真面目な議題になるなんて……。ああ眩暈が★
まあもしかしたら私達の世代は蝿の幼虫食べて生き延びる事をしなくても済むかもしれませんが、次世代は確実にそうした危機にさらされるのではないかと……。今のままでは。菊地秀行の近未来SFコメディで蝿と雑草で美味な料理を作っちゃう、ってな小説あったけど、笑い事じゃなくなってるようです。
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