阪神大震災の場合とは違うから……☆

　何が違うって、まず被害が広域。
　そして交通網の整備がまるで違う。
　更には救援の手も……残念ながら違う。
　阪神の時は翌日には食料の支援があったようです。しかしこちらでは１週間以上自力で食料調達に走らねばならなかった……。
　そして。
　何より。
　住居と職場を同時に無くした人が大半、という点が違うっ!
　阪神の場合、住んでる場所と職場は別だった、という人が多かったと聞きますが、こちらで被害にあった人間の大多数は沿岸部に集中。
　つまり、海と密接な関係を持っているわけで。
　水産工場や魚の直売所は跡形もなくなってる状況で……。
　生活を立て直そうにも働く場所がない。
　給与を得られない。
　だから先の見通しも立てようがない、という……。

　国や県に頼っても無駄、と皆自力でできる範囲で頑張ってますが、法律上の都合で認められない事も多く、前途多難です。
　非常時だから多少は融通をきかせる、という柔軟な対応してほしいですね。何もしてくれないのなら、せめてそれだけは。

ドン引きしてしまう、読めない名前☆

　私、前に自分の小説で、妻が言った名前の漢字が浮かばず、同じ読みの名前ってだけで「冷人」と届け出た父親の話を書きましたが、……甘かった。現実はそんなものじゃなかった。２歩３歩どころか、１００歩は先を行っていた、って気分です。
　ええ、昨日読んだあるニュースコラムで、しみじみ思いましたとも。
『星星』『光宙』『絆美』……これ、子供の名前だそうですが、なんて読むと思います?
　心に愛で「ココア」ちゃん、も結構引きましたが、もうそんなレベルじゃありませんでした。
『キラキラ』に『ピカチュウ』に『バンビ』です。
　ちょっと待て。我が子につける名前かーっ!!
　甥っ子ナオ君いわく、「ペットに付けるならまだわかるけどさぁ」
　うんうん、私も激しく同意だ。
　つーか、こんな漢字と合わない読み方しろと言われても……。
『星星』の場合、なんと読んでいいかわからず、苦肉の策で「ティンクルティンクルさーん」と呼び出ししたら、当の本人に受けまくったそうですが。
　しかし、読めないわ。
　他にも『真剣裕』と書いて『マッケンユー』とか。
　いかん、日本人の子供の名前と思えなくなってきた。
『聖夜』と書いて『イブ』と読めも、かなり無理があります。
　幼稚園や小学校の先生達が気の毒。
　何よりそういう名前を付けられた子供達が……。
　大人になって就職して名刺交換とかの時、どうするんだ?　と思ってしまいます。
『流星』と書いて『ねがい』くんなんかは、絶対ルビ振らなきゃいけないね。普通は『りゅうせい』って読んでしまうだろうし。

畑に青酸カリがまかれてる?

　なんじゃそりゃ、と思いましたわ。地元に住んでる人間はそんな話聞いた事もありませんが、なんで西日本に住んでる方が、そんな事断言するのでしょう。それもテレビ番組で。
　以前の県産米に対する「怪しいお米セシウムさん」のテロップもひどいとは思いましたが、今度は愛知の大学教授がテレビ番組で子供達の質問受けてこの発言ですよ。おーい☆
　風評被害どころではないわな。
「今、農作物を作るのが間違い」←おいおい、農家にケンカ売ってる?
「畑に青酸カリがまかれているから、除去されてからでなければ」←はいぃぃい?　何、それ?　いつどこでそんなものがまかれたと?
「放射能汚染されてるから、岩手の牛を食べちゃ駄目」←ブランド牛に汚染牛の烙印ですか等々々……。
　さすがに同じ番組に出ていた人が、「その発言はまずいのでは」と注意したようですが、教授は発言を撤回しなかったとかで……。
　これに対し名指しで汚染云々と断言されてしまった一関市の市長は、新聞記事によると該当の教授に抗議したそうですが、しかしこれはちょっと……ひどすぎますわな。
　放射能汚染されてるかどうかは、藁の汚染が問題になってからは牛の出荷前にチェックして、安全な物だけ市場に出してる訳ですし、それを「食べちゃ駄目」とテレビで言われては……。
　というかそのテレビ番組、生中継だったんでしょうか?
　生中継だったらその発言はカットできませんが、もし録画だったら……。
　被災した県に対して２重に被害与えてるよ、と言いたいです。読売の某番組★

ずっと原稿参加できずにいる会員さんから

　福島の桃が送られてきました。
　桃狩りツアーもなくなったので、これが今年初めて食べる桃になりました。
　箱を開けたら以前はなかった市長の挨拶とかが入っていて、「全品検査済み・放射性セシウムは検出されておりません」の文字が。
　……風評被害、深刻なんだな、と弟と顔を見合わせてしまいました。
　さて、その桃をお中元に送ってくれた会員さんですが、親の介護と仕事で手一杯で原稿執筆に戻れない状態なのは変わりないようです。
　ただし本人はいずれ戻れたら戻りたいと願っているらしく、会費も滞りがちだけど、後で送りますとの事でした。参加できなくても、サークルとの繋がりを断ちたくない、と。
　うんうん、わかった、待ってるね、といただいた桃を食べてます。大きくて甘くて瑞々しい桃でした。
　仏壇にお供えしつつ、ありがたく頂戴してます。他の家族も大喜びで食べてます。

　しかし、震災と津波と原発被害の三重苦、大変です。
　５ヶ月経って、今日やっと県内の避難所は全て閉鎖となりましたが、壊れた信号機はまだ殆どが復旧しないまま。地震でも津波でも生き残ったのに、信号が壊れた交差点で交通事故死するという、笑えない事態が生じています。
　しかも信号が復旧しない理由は予算がどこにもないからで……。
　お金、ないんだよね。うちの県。わかっちゃいたけど。東京では無料だという集団癌検診、こちらでは１つ受けるのに２０００円から４０００円必要だし。
　それでも個人で受けると万札出してお釣り数百円だから、集団検診受けた方が良いのですが。住んでる地域でこの差って……と思う次第でありました。

時間ないっ☆

　いや、時間がないのはギリギリまで書店で本を買うか否か悩んでいた私が悪いんですが。
　おかげで出勤まであと３０分という今、食事しながらこれ打ってます。
　食事の後片付けもしなきゃないし、歯磨きと着替えもせねばならないので大急ぎです。

　しかし……。
　東北の常識は関東の非常識なのか、と昨夜帰宅してニュース見て思いました。
　昨日の東京、２２℃で「寒い」って……。
　長袖着てるって……。
　２２℃って、こちらでは夏の気温なんですが。半袖シャツに短パンで当たり前ですが。
　つーか。
　気温が２２℃あれば、高校の体育の授業は水泳なんですが。
　寒い?
　それ、何の冗談?
　ニュース映像とテロップに唖然となりました。
　そこへ２階の自室からおりて来た弟。
　気温１０℃台ですがタンクトップに短パン姿です。
　で、一言。
「２２℃で寒いと言うんじゃ、東北の冬は越せないな」
　……だよねえ。
　ナチュラルに－５℃以下が当たり前で、－１３℃とか－２０℃とかもよくあるから。
　最高気温が２２℃で「寒い」とカーディガン着込んでいる女子アナに目眩を感じました。
　東北と関東の感覚ギャップ、ハンパないです。ええ。

余震は続くよどこまでも☆

　……なので未だに私のベッドの下には懐中電灯と乾電池とポータブルラジオを詰めたバッグが置いてあります。そして仕事に行く際持ち運ぶバッグの中には予備の懐中電灯が入ってます。
　しっかし今日の午後２時半過ぎの地震は、ひさびさに緊急地震警報と津波警報を伴っていましたね。夜明け前の地震は震度いくらくらいだったのかな。あ、昼前にもあったっけか。うつらうつらしてたのでよく覚えていないけど、１度ベッドから起き上がって警戒態勢取った記憶が。
　ああああ、もーっ、これだから熟睡できないんだ。
　とりあえず震度５が宮城と福島ね。こっちは震度４って話だけど、走行中の車が右に左に傾く程度の勢いはありました（出勤前にガソリン入れないと、通勤に間に合わない残存量だった☆）。はい、車の中だったので、高校野球中継の為にラジオつけていたのです。結果的にそれが役に立って、パンクしたのではなく地震、とすぐ判断できましたが。
　で、この地震の後もガソリンスタンドは通常どおり営業を続け（「また休業しなきゃいけない事になるかと思った」と従業員が笑いつつ）、鯛焼き専門店の屋台はあつあつのたい焼きを焼き続け、スーパーも普通に営業し……と、本当に皆、毎日何度か余震が来るって生活に慣れきってるなぁと思わされました。
　なので私も食事したら、いつもどおり出勤します、ええ。

　せめて明日の法事の間は余震きませんように☆　つーか、墓参りくらい落ち着いてさせてくれ、な心境です。あ、明日ブログ書く暇あるかな?　法事終えたらもう出勤タイムだよねぇ。

「まだ地震来るの?」と

　西日本在住の携帯ゲーム仲間から質問がありました。
　昨日コメント返しの際に「あー、また地震」とオマケの一言記入した為に。
　……地震、続いてますよ。だいたい２日に１回くらいの頻度ですが、昨日は朝方から昼にかけて震度３～４が３回だったので、ちと多いなぁと。
　しかし午前４時台の地震はどうだったかわかりませんが、昼の地震の時は涼む為ショッピングモールの広場にいて、カキ氷食べつつ高校野球中継を他のお客さん方と一緒に見てましたので、それぞれの反応も観察出来ました。
　年配のご婦人は「あら、地震?」と確認するようにこちらを伺い、年配の男性達は床の揺れより画面で展開している高校野球の方に集中。
　で、誰ひとりベンチから立ち上がりはしませんでした。
　地震が収まった後、「地震?」と呟いたご婦人、キョロキョロしながら「みんな慣れて来たのねぇ。誰も騒がないし」とぼそり。
　ええ、もう震度３や震度４では誰も騒ぎませんよ。震度５だの震度６だのに慣らされてしまえば。
　かくいう私もライルカラーと呼んでいるメロンのカキ氷をせっせと食べ続けていましたし。
　大丈夫。
　震度４なら上に吊るされてるスポットライト装置とか落ちてこない、とその場で座ったまま。
　人間は状況に慣れる生き物です。ええ。

　あ、皮膚科通いは昨日で一応終わりました。あとは１週間薬を飲み続けて回復を待つばかりです。
　さあこれで通うのは内科と整骨院だけだーっ♪　……放置している歯、悪化しませんようにっ☆