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久遠の日々徒然

同人とか小説とか映画とか日常とか(^-^)2007.9.15設置♪

展開がジェットコースター……★
 ……な昨日のガンダムOOでした。話がジェットコースターなスピードで進むのは「やっべー、残り少ないよ、伏線の回収がーっ」というスタッフの思惑でしょうか。前回では死者は一応アニュー1人で済んだのに、今回は「今日を逃せば残り4回しかないぞっ」という脚本家の焦りの声が聞こえてきそうな(扱いに困った)キャラクター達の一掃セール……。
 えーと、また小説でこのキャラ達が抱えていた問題や設定は補完でしょうか。それって番組として見るとまずくない? って感じですが。
 留美は自業自得だとしても、紅龍……。妹から使用人扱いされ見下され、最後は命がけで庇ったにも関わらず妹は改心せずって……不憫だよ。
 でもってネーナも自業自得ではありますが……。残酷で無邪気で、計画遂行の為だけに必要とされ作り出された存在。自分と一緒に作られた兄達を殺された事で泣いても、復讐心を持っても、自分が遊びで殺した人間達の遺族が自分を憎む事は最後まで理解せず、その権利も認めなかった……。あの歪みっぷりでは、ルイスに仇として殺されず生きていても災厄を撒き散らすだけだとは思いますが、少しは反省とか学んでほしかった気が……。4年間全く精神が成長しないままだったなんてなぁ。いくらそういう風に作られたのだとしても。
 そしてルイス……生きてはいるけど、壊れっぷりがZのラストのカミーユ(あくまでテレビの50話の方)。両親を殺した仇を握り潰すように殺して笑って、「パパ…ママ…誉めて、誉めてよぉっ」と泣き出してしまうって……あああ、もう普通の人生には戻れないね。たぶん、きっと。
 でもってガンダムと沙慈を人質(?)に真剣勝負を求めるグラハムは相変わらずな時代劇かぶれのセリフを量産してくれましたが……それくらいは良いんですが……、30代の男をすっぽんぽんに脱がせるのはどうかと思います、自重してくださいーっ★
 思わず画面から目をそらしスイッチ切っちゃったよ。ビデオだからもう一度ちゃんと見たけどね。話がわからなくなったら嫌だから。しかし……脱がす意味はあるのか、あれ。
 でもっている事を忘れ去られ機体の中で振り回された沙慈は失神してるに一票。……民間人です、戦闘訓練受けた軍人じゃないんです。そこんとこ考慮してください、と刹那に言いたくなった……。
 あ、民間人で思い出したけど、ライルも基本的に一般市民だね。反政府組織カタロンに所属していたにせよ、職業軍人とは訳が違う。だから、感覚が一般人なんだ。彼の行動がそれを示している。理性でわかっていても、感情面で許せない。それが普通の人の感覚。
 恋人は敵のスパイだったのだから、あの場は戦場だったのだから、味方に撃ち落されても仕方が無い。そうわかってはいる。理解してはいる。でも、大切な人を目の前で殺されてしまった恨みは残る。許せない、という感情も……。
 だから銃を向けて、でも撃てなくて。撃つ事は正しくないと知っていて。
 まあ、「殺してやりたい」と思う事と、実際に殺すのとでは、雲泥の差がありますよ。ルイスがそれを示している。撃てなくて良かったんだよ、ライル。そう言ってあげたい。

 ああ、またガンダムOO見てない人にはわけがわからん文章を長々と書いてしまいました。ごめんなさーい★
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