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久遠の日々徒然

同人とか小説とか映画とか日常とか(^-^)2007.9.15設置♪

なんとか美容院でカットも済ませました☆
 さあ、これで後は明日の朝からの診察(いや精密検査か)を待つばかりです。
 どうにか書店にも行って『銀の匙』のコミックス新刊も買ったし、ヤマザキさんのエッセイ本『テルマエ戦記』も、有川浩さんの『三匹のおっさんふたたび』も手に入れたし。
 即入院、とかで病室に放り込まれても大丈夫なように本は準備!
 さすがにガンダムオリジン全巻持って行くのは、三段重ねの本棚が必要になりそうなのでやめておきますが。
 うーん。でも一気に読み返せるチャンスなんて今だけよねぇ。
 1週間に1日とか2週間に1日の休みだった時は、買った本をろくに読む暇もなく積読状態だったし。

 で、今弟に絶賛プッシュしているのがガンダムUCのDVD4巻!!
 1~3巻見てなくても大丈夫だからこれは見ろ、と。
 ミネバの置かれている状況となんでそうなったか、ってあたりはわからないかも知れませんが、大した問題ではないと思います。
 少なくともこの巻だけで、ミネバがジオンに対する切り札として、連邦側の人質にされ利用されようとしているのは明白ですし。
 それに対して己の本名を明かし「逃げも隠れもしない。道をあけよ」と命ずるミネバはやっぱザビ家の人間。
 上に立つ者としての自覚と責任と誇りを持っています。
 だから名を捨てて誰かと逃げる、なんて選択肢はない。そんな自由は自由とは呼べない、と拒絶します。相手が自分を愛しているとわかっていても。
 そして一年戦争で連邦の捕虜となり「条約もへったくれもない」過酷な扱いを受けたジオン兵が、とってもいい味出してます。大人で、包容力があって、子供の反発やヒスも受け止めて、背中を叩いて成長を促す。それが敵側のパイロットであっても。
 連邦軍から受けた仕打ちに対しても、「ジオンの人間だから仕方がない」と割り切って。
 戦争で、自分は兵士で、殺す覚悟もあれば殺される覚悟もしていたのだと、言外に示してくれます。
 けれど、そんな大人の男でも、戦争に全く関わっていなかった、本国で平和に暮らしていた家族を連邦の兵士に虐殺されたことは許せなかった……その事件そのものが「暴動の鎮圧」という名で誤魔化され、ひとつの町の住民を皆殺しにした事実がなかったことにされ、誰も処罰されなかった現実。
 それが、敗戦国であるジオンに対する連邦のやり方だった、と。
 そして故郷に戻れず地球に残ったジオン兵達は……。ジオンの残党狩りで両親を嬲り殺しにされた、その様を目撃していた子供は、少女となり兵士になり連邦の基地を叩こうとする……。
 憎しみがなければ生きてこられなかった、と自ら戦う道具になろうとしていた。
 泣きながら、放心したように「ジークジオン、ジークジオン」と呟いて戦う彼女は悲壮です。
 一緒に観ていた会員さんは、「ジオンの側は皆いい人に見える。連邦は皆悪く見える」と嘆いてました。まぁ連邦でもロンド・ベルのブライトさんは別だろうけど。
 艦長室にアムロの写真を飾っているのがなんとも……でした。

 
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