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久遠の日々徒然

同人とか小説とか映画とか日常とか(^-^)2007.9.15設置♪

ありえないと思う恐怖な出来事★
 なんてタイトルつけるとおどろおどろしい事を連想されるかもしれませんが、実際には日々の暮らしの中の日常的1コマです。しかしっ、日常であるからこそ恐ろしいとも言えるんです。ええ、それは台所に潜む恐怖の物体……、あ、いえ決してゴ…とかゴ…とか上にゴがつく生物ではありません。虫の類なら、物体なんて表記はしません。
 我が家の台所に潜む恐怖の物体とは、母が某宗教団体から買う自然食品の名がついた小麦粉とか食用油なのです。
 ここの納豆に関しては弟が、「防腐剤も何も一切使っていないと言いながら、一般に売られている納豆より賞味期限が長いって、おかしくないか」と突っ込んでいました。しかも買ったその日の時点で(賞味期限まで1週間以上残っているのに)粘り気が殆どなく、ろくに糸をひかない……しかも味がなんか変、な代物。
 なので、母以外その納豆は誰も口にしなかったのですが……。
 怖いのは小麦粉とか胡麻とか油ですよ。料理に使われてしまったらわからない。せめてそれが賞味期限以内ならまだしも、封を切ったまま賞味期限が7年前に切れてました、なんてのを平気で使われたら……。
 賞味期限の切れた生菓子を干からびた状態で平然と人に食べろと勧める母(それで腹痛起こして会社休む羽目になった過去がある……)なのですが、問題は同じ物を食べていながら母の体調はなんともない、という点で。
 こっちが15分毎にトイレへ駆け込むような状態になっても、母はぴんぴんしていて、だから(自分に被害が及ばないから)平気で悪気なく賞味期限切れた物を使い、しかも家族や知人に食べさせる(もちろん自分も食べている)を繰り返すのです。全く以って困りものです。
 が、……そんな母もついについに具合悪くして倒れたスーパースペシャルな期限切れの品がありました。それは紅花油っ★
 2階まで漂ってきた悪臭と濛々たる煙に「何やってんのーっ」と台所駆け込んだら、油鍋の前でバッケの天ぷらを揚げている母の姿が……。
「上手く揚がらない。紅花油ってこういうものなのか」と文句言う母に「その前に窓を開けろっ」と怒鳴ってしまった私です。なにせ台所の天井は煙で見えない状態。居間に干してある洗濯物も煙に包まれていましたから。
 その天ぷらは、当たり前ですが母しか食べませんでした。そして……夜になると母は具合が悪いと寝込みました。
 あの母が焼きおにぎり1個と味噌汁だけで夕食を終わりにした? と不審に思った我々。念の為に母が使って収納場所にしまっていた油の缶を取り出し、汚れを拭いて賞味期限を確かめたらば……。
「目の錯覚じゃなければ、賞味期限1994年6月23日と記してあるけど」というナオの台詞に、全員絶句。15年前ですかーっ★ しかもそれ、開封しない段階での賞味期限でしょ。この油缶、とっくに開封してあったよね……。
「メーカーに文句は言えんな」と弟が一言。ええ、全くです。これでクレームつけたらモンスター何とかを超えている。
 でもって一番怖かったのは、母が翌朝にはけろっとしていた事っ! 一晩寝たらもう何とも無いって……! 
 この調子では懲りてくれそうにありません。頼むから、頼むからくれぐれも他の家族にそれらの賞味期限切れ材料を使った物を食べさせないでくれ、と祈るばかりです。本人に悪気が無いのが一番困る。そして我々は母のような丈夫な胃腸の持ち主ではないっ!
 台所に潜む恐怖の物体との攻防は今後も続きそうです。あ、油に関しては固めて捨てました。油鍋も洗浄しました。やれやれ……★ 
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