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久遠の日々徒然

同人とか小説とか映画とか日常とか(^-^)2007.9.15設置♪

ドリンクバーの無料券が☆

 有効期限今年いっぱいだとわかったので、整骨院帰りに慌てて寄りました。ドリンクの無料と引き換えに金払って飯食うの? ですが、整骨院へ行く前に見たゆっくんの昼飯が……、寿司二人前だったので……。
 さすがはブラックホールと直結の胃袋、と思いつつもあきれてしまったので、ね。
 ええ、無駄な贅沢だという自覚はありますよ。
 で、そのファミレスで隣に座った家族が、今時珍しい子沢山。両親とおばあちゃんと、長女と次女と長男と三女(いや、もしかしたら女の子に見えたけど実は男の子で次男だったのかも)の7人だったのですが、三女の1歳の誕生日が今日で、長女の11歳の誕生日が昨日とかで、お誕生日サービスの花火とかで祝ってもらっていたんです。
 しかし、このクリスマスイブに生まれたという11歳の長女が気配りの子で、赤ん坊の面倒見ていて立てない祖母の為にドリンクやスープを運び、幼い弟と妹の喧嘩を止めながら食事している母の為にも同じくスープやドリンクを運び……で自分の飲み物や食事は二の次で忙しく動いていましたよ。
 もちろん弟や妹の分も運んでいたのですが、男の子の方、自分で運べる、自分で取ってくるとばかりに無言で行動。
 しかしレストランの長椅子の上に土足で上がりこんでも叱られないくらいの小さなお子様なので、この長女、放っておけずにドリンクバーまで追いかけ、戻ってくる時も弟が手にしたカップを傾けるたびに手を添えて、中のドリンクをこぼさないようにしていました。
 それが癪に障るのか、弟の方はふくれっ面でしたが。
 でもお姉ちゃんが無視して放っておいたら、君はもっと不機嫌になるんじゃないの、と隣で食事していた私は思いましたね。
 いつもの事なのか、両親はその3~4歳くらいの息子の行動を止めもせず、追いかけもしませんでしたし。お姉ちゃんが心配して立ち上がった時も、「いいから」でしたもん。
 けど、これは絶対長女が面倒見てくれるとわかっていたからこその態度でしょうね。
 たぶんこの長女は、自宅でもこんな感じで常に家族に気配りしてるのでしょう。
 お誕生日という事でテーブルで花火をたかれ、「良かったね」と言われた時もはにかんだように口元でちょっと笑うだけ。6歳くらいの妹が、「自分の誕生日の時もここに来て花火する!!」宣言した時は、何か言いたそうな表情になったけど、結局何も言わず目を伏せるだけ。
 あああ、11歳でそんなに何もかも我慢して気を配って生きることないのに、と思っちゃいましたよ。
 何より気になったのは、この長女がドリンクやスープを家族に運んできた際に、誰も「ありがとう」を言わなかったこと。
「いいからあんたも食べなさい」という声は聞こえてきたんだけど……。
 私の耳が悪いから、聞こえなかっただけならいいんだけどな。やってもらう事が当たり前の日常になっていてありがとうの言葉がないとしたらまずいよなぁ。
 ああでも父親は笑顔向けたっけか。それだけで良かったのかな、あの子は。母親と祖母は視線さえ向けなかったような……。だっこしてる赤ちゃんや幼い娘と息子に眼がいってれば仕方ない気もするけど、長女って貧乏くじ人生だ、と思っちゃう出来事でした。
 

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