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久遠の日々徒然

同人とか小説とか映画とか日常とか(^-^)2007.9.15設置♪

『シャナラの妖精石』は面白いのだけど
 前作の『シャナラの剣』に引き続きちょっと不満な部分があります。いや、『シャナラの剣』の方では人間の国も一応闇の王との戦いに一国だけは加わってましたが。と言うより、その国だけが人間世界の防衛線で、ノームやトロールの攻撃から常に人々を守ってるのでしたが……。
 ええ、そこ以外の国は全然危険性を感じていなかったというか、本気にしてなかったというか、危機感ゼロっ☆
 これが『妖精石』の方だと更に悪化して、何せそこの国の王が亡くなって代替わりしてるものだから、世界全体の危機なのだ、といわれても会議でもめるばかりで結論でず、傭兵部隊600人送って終わり。それでもまだここは戦いに参加しただけましで、他国は「妖精の国が魔物に攻め込まれようと、我々には関係ない」と無視。
 妖精の国が敗れたら、次はお前達の国が危険にさらされるのだ、と言っても馬耳東風。結局苦労するのはエルフとそれに味方したドワーフやトロールの一部、およびドルイド。そして唯一人間族から参加した傭兵部隊のみ(生き残ったのはわずか10名、しかも半数は二度と戦えない体にっ)……ううう、納得いかない。
 だって救援要請断った面々は守られるだけで、何の危険も最後まで感じないまま終わったんですよ。うーっ、納得できん! ま、私がここで文句言っても意味ないんでしょうし、シャナラ関連のシリーズの中で、何らかの結果は出るのかもしれませんが。
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