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久遠の日々徒然

同人とか小説とか映画とか日常とか(^-^)2007.9.15設置♪

夜中に飛び込んでくるニュースなんて……☆
 ろくなもんじゃねえ、ってな思いを新たに強めました……。ええ、昨夜11時過ぎのニュース報道には。
 せっかくせっかく好物の牛肉コロッケが、スーパーの閉店間際で安く買えたのに。2個で35円と直径7センチを超える牛肉コロッケにしては破格のお値段だったのに……。ほくほくして帰ってきて夕食食べ終えた後にこれってないでしょーっ★
 ……グイン・サーガは未完で終わってしまいました。グインはケイロニアの王位に就いたけど、でもそこまで。謎は全て未解決のまま。
 あああっ、だからっ、書き始めた頃の予定通り100巻で終わっていれば、完結させていてくれればーっ!
 伊集院大介のシリーズの方は殆どが1冊読切形式だから、途切れたところで特に問題はなかったんだ。そりゃ新作が読めなくなるのは辛いけど、でも我慢できる範囲内。
 しかしグイン・サーガはまだ本当に話の途中で……途中も途中、タイトルに「序章」の文字が付いちゃうくらい途中なんだよっ。主要登場人物の1人、イシュトとフロリーの息子のスーティなんて、グインが我が子のように可愛がり手許で育てたいと願った彼なんて、まだ2歳の子供なんだよぉぉぉぉっ!
 どーすんの、これ。どーしてくれるの、これをっ!
 ……いえ、もちろん作者である栗本さんは、シリーズが100冊を超えた時、完結まで自分は生きていられると自信があって続くにしちゃったんでしょうとも。話の骨格は出来ているんだし、ラストも決まっているのだから大丈夫と、構想を広げちゃったのでしょう。ええ、書いてる内に話が大きく枝葉をつけていくなんて、よくある事です。小説書いてる人間なら、プロアマ問わず経験あるでしょう、これは。
 しかしっ、しかしその結果がシリーズ未完で読者置き去り、永遠の放置プレイとなると……。
 いやあぁぁっ、って叫ぶ以外何をどうしろと言うのでしょうねぇ。くっ、叫ぶしかありませんわ。30年(それ以上か)付き合ってきた物語が途中で途切れてしまった読者の思いなんて……。
 いかん、それで言うと同じく怖いのは『ガラスの仮面』と『王家の紋章』だな。どっちも漫画だけど、30年どころの話ではないような気が……。『ガラスの仮面』なんて、連載始まったの35年くらい前じゃなかったっけ? うわぁ★ ホント、気長に付き合ってるよな、私……。 
 羅川さんの『しゃにむにGO』がきっちり32巻で完結してくれて良かった……。己の残りの寿命をカウントダウンしながら読みたい物語の続きを待つって、ハラハラなんてものじゃないですよ。
 ううう、癌で手術した事はわかっていたけど、再発しないように、転移してないよう願いながら執筆していた事も知ってはいたけれど、でもっ。
 はっきり言って今は、とてもじゃないけど栗本さんのご冥福を祈れそうにないです。グインの続き……どうしてくれるのよぉっ、って思いでいっぱいで。構想すらわからない状態では、想像して補完する事も出来ませんわ。ええ、いくら同人やってても、こればっかりは無理です。
 カメロン提督の幸せだけは願っていたんだけど、あの展開ではどうあっても不可能としか思えないしなぁ。はあ……脱力。 
 取り合えず、ひとつの時代が終わりを告げたのは間違いないでしょう。高校時代に『ぼくらの気持ち』を読んで、ポーの一族やカリフォルニア物語のファンの友達と盛り上がった思い出だけは、確実に残るな……。うん。

 あの当時にコミケネタを書いたのって画期的だと思いますよ、ええ。そういう意味では確かに先駆者だった方です。
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