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久遠の日々徒然

同人とか小説とか映画とか日常とか(^-^)2007.9.15設置♪

しばらく離れていた赤川次郎の小説を
 久々に読みました。本当に長らく読んでいなかったなぁ、うーん……26年ぶりくらいに読んだ? もしかして。
 いかん、しばらくどころの話じゃないかも。
 当たりな話とハズレな話がある作家で、私にとってはハズレな小説を2冊続けて読んだところで、「しばらく読まなくてもいいな」と判断しそれっきりになっていた模様です。ユーモアサスペンスもホラーサスペンスも単なるホラーも好きだけど、恋愛メインのサスペンスは駄目で、そこで読もうとしなくなったみたいな……。
 で、久々に読んでみたけれど、ここ数年に書かれた作品は昔とは違った意味で駄目みたい。たまたまそういう感じを受ける小説ばかり読んでしまったのかもしれないけれど、昔と違って人間に対する視線が厳しくなっているというか、温かく時に生ぬるく見守っていたあの感じがなくなってるというか、「もう頑張りたくない」って声が聞こえてくるような内容で……。
 いろいろ嫌な事があったのかなー……などと考えてしまった。
 だって、昔の赤川さんだったら、両親それぞれに蒸発されて、子供だけで頑張っていた主役の小学生姉弟を○×させて終わり、なんてラストは書かなかったと思うよ。読者に小学生もいる事からして、努力しても頑張っても耐えても報われずおしまい、なんて内容は……うん、書いてなかったと思う。
 ああでも、今から14年前くらいに出たあるミステリー仕立ての小説(以前書いた作品の続編)は、笑いの成分はなくても面白く読めました。子供でも明確な殺意を持って殺人をするよ、ってのは納得です。そうして罪を犯しながら平然と良心の呵責もなく生きている子でも、自分に好意を持ち、自身も好意を抱いた相手の災難や不幸には思い切り涙を流すってのが、人間だなぁって感じで。
 ……と現実逃避していても駄目ですね。本日は5時過ぎから仕事で、閉店まで勤務なので原稿や感想の代筆に取りかかる時間が殆どありません。わかってて逃避してる……駄目じゃん☆
 〆切まであと2日、努力してみます。ええ、ジタバタと(^・^;)……努力の擬音じゃないな、これ★
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