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久遠の日々徒然

同人とか小説とか映画とか日常とか(^-^)2007.9.15設置♪

『ガールズ・イン・ティアーズ』が
 閉店間際のクリーニング店で冬用ジャケットを受け取った後、立ち寄った古本屋に1冊105円であった為、即買いしました。
 正直シリーズの最終巻だけあってもなー、と思いましたが、図書館にある本はどんどん汚されてくし(図書館側も据えかねてるのか、最近は本を借りる時注意書きの紙が挟まれるようになった。書き込みをしない、栞代わりに本の頁を折らない等々……常識をわざわざ注意しなきゃならないって……)本を開いて髪の毛が落ちてきたり、チョコレートがべったりくっついていたり、コーヒーがかかっていたりって、不快なんだよね。
 それまで本の世界に入り込んでいたのが、いきなり現実の、自分の前に本を借りた人間に意識が向いてしまうのだから。勘弁してよ、って。
 ともあれ、本そのものはちょっと表面がくたびれていたけど、中は無事で紙が黄ばんでもいなかったので、サクサク楽しく読めました。ああ、やっぱこの作家のヤング向け小説は好きだわ。恋愛がちょこっと絡むけど、基本は女の子同士の友情とか思春期の悩みとか、わかるわかるな内容だから。
 もうこの主人公と2人の親友がしょっちゅう大喧嘩するのよね。外見の事とか男友達の事とか将来の夢とか家族の事で。その度「絶交っ、2度と友達になんか戻らない」って言いながら結局元のさやに戻っていくあたりが大笑い。
 まあ、十二や十三の頃はそうやって言いたい事いってぶつかりあって生きていくといいよ、と思います。その代わり、この親友達は(主人公も)友達の危機となれば相手が男だろうと大人だろうと助けに駆けつけて、全力で友人を守ろうとするもの。
 しかし、やばっ。この本と一緒に買った西村京太郎の推理物読んでいて、書かなきゃいけない小説放置してるよ。うわ、岩漫まで日がないのにどーしよ★
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