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久遠の日々徒然

同人とか小説とか映画とか日常とか(^-^)2007.9.15設置♪

本屋さんすみません…★

 な立ち読みを昨日やってしまいました。グイン・サーガの新刊、まるでオフィーリアかと言いたくなるようなシルヴィアが表紙の巻です。
 もちろん書店で長々と一箇所に留まっていた訳ではありません。が、読めちゃったんですよ。読めちゃう内容だったんですよ。うーっ★  最初はあとがきだけ読んで終わりのつもりだったのに。
 何はともあれグイン・サーガアニメ化決定おめでとうございます。しかし最初の方はいいにしても後のあーゆーシーンやこーゆーシーン、アニメで放映していいの? な気分なんですが。
 そして今回の新刊でグインの女心への疎さは決定的になりました。誠実なんだけどね、思いやりもあるんだけどね、でも女が求めてる言葉は言わない。たぶん考えもつかないんだろうな、と。
 本当はなんと言ってほしくてそういう台詞を口にするのか、までは頭がまわらず、素直にそのまま受け止めて自分は夫として失格なんだ、と降りてしまうんだもん。そうじゃないよ、と言いたいんだけど。貴方の奥さんは甘えたいだけだよ、と。
 でも、そんな風には考えないんだよな、グインって。これじゃハゾスでなくても頭抱えたくなると思う。でもってハゾスにとっては皇帝とグインの名誉を守る為なら、無実の人間を拷問にかけようが嘘の自白を強制しようが死刑にしようが痛くも痒くもないんだと今回の話で知りました。
 それでもさすがに赤ん坊まで手にかける事はできなかったようですが。うん、生まれてきてはいけなかった子供なんだ、と思っても殺せなかったし、自分が殺せないものを他人に命じて殺させる事もできなかったって点でやはりこの人も根は善良です。国の為となると非情になれるんだけど、それでも赤子は殺せない。後々災いの種になる、とわかっていても殺せない。
 だよねえ。弱った母親から早産で生まれて、そのまま放置しておけば死ぬとわかっている子を、自分の屋敷に連れ帰って湯で洗ってミルク与えちゃった後では、殺せないよねぇ。うんうん。
 と、かように内容が頭に入っちゃう立ち読みをしてしまいました。1冊丸ごと……。本屋さん、ごめんなさいっ!

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