"映画のこと"カテゴリーの記事一覧
-
いつもより早目に仕事が上がるはずでした。正確には、夜8時で終わりなはずでした。そのつもりで、着替えも持参し出勤したのですが……がーっ……!
予定はあくまで未定だったというのはまあ、世の中よくある話ではあります。
8時になっても忙しさは変わらず、てんてこ舞いで走り回っていたのですが、そこへ上司の悪夢の一言。
「もう少しいて?」
why? もう少し? 具体的にどれくらい?
「○○の奴が高速で引っかかってるって連絡あったから、来るまでやってくれないかな」
はあ、つまりこちらが担当の持ち場の仕事を引き継ぐ人間が、土曜日なので高速使うくらいの遠出して、出勤に間に合うように帰ってくるつもりが帰れなかったと、まだ高速にいると、そういう事ですかーっ……!
んで、結果的に観たい映画の始まる時間には間に合いませんでしたとさ。
映画始まって20分以上たってるのに1200円払って観るのも癪だしなー、と。諦めて友人と1時間ばかりガンダムネタのお喋り(例のお台場18mガンダムの話とか)して帰りました。まあ、それなりに楽しくは過ごせたからいいか。エヴァの映画が『序』をやらずに『破』だけ上映ってどーいう事よーっ、とかも話題に出来たし。
しかし……トランスフォーマー・リベンジ、このまま観られずハリポタ上映始まっちゃうのかなー。ううう、あせるぜっ!PR -
はい、昨日はレディースデー。せっかく1000円で映画が観られる日なので、午後1時帯の回を観てきました。字幕版です。
見終えた後家に戻って食事して着替えても出勤時間にはギリギリ間に合うと逆算しました。事実間に合いました。
面白かったです。SF設定的に突っ込みたい部分があるのは確かですが、しかしそーゆー細かい事は抜きにして面白かったです。
死刑囚の男に献体を頼む科学者。癌を患い余命幾ばくもない彼女に好意を抱いた男は、1度のキスと引き換えに献体同意書にサインを記し、そこから全てが始まった……。
うん、スカイネットに利用されたとはいえ、あの科学者の女性は本当に願っていたのかもしれない。彼にもう1度人生を与えたいと。やり直すチャンスを、と。
まさかそれがジョン・コナー抹殺の為に(本人の意思と関わりなく)使われるなんて、思っていなかったろうなぁ、あー……。
男にしてもよもや自分の身体を勝手に機械に変えられるなんて思っちゃいなかったろうし。人間だと信じていた、あらわにされた皮膚の下の機械の部分を見てもなお、俺は人間だと主張し、人間であろうとしたんだよね。心臓と脳は人間のままなのだし。
時間を忘れて楽しみました。はい。
あ、映画を観る前に買った文庫本、『エロイカより愛をこめて』の創りかた……についてはまた後日触れると思います。こちらもお奨め。840円と文庫本にしてはお値段高いけど、払うだけの価値はあります。 -
観に行きました。わーい、ワーナーマイカル久々っ♪ どのくらい久々かと言うと、アイアンマン観て以来だよ。……どんだけ久々なんだ。
まー、あれだね。ガンダムOOの2期にすっ転んで、そっちの本とか本とか同人誌とか同人誌とかDVDとかにお金使っちゃってたから、映画に回すお金が……それと時間もなかったんだね。うんうん。
ともあれ、レッドクリフPART2を観てきました。2館上映で字幕と吹き替え版に分かれていたので、丁度行った時に上映始まる間際だった(映画の前のCM時間が終わる頃だった★)吹き替え版の方を観ました。平日の昼間なのに30人はいたよ、観客。
で、余計なエピソードとか、「これはいくら何でも無理があるだろ」設定とかもありましたが(たぶん観ればわかると思う、ここら辺は)、映画そのものは娯楽戦乱絵巻で楽しめました。だがしかし、ロード・オブ・ザ・リングのキャラの顔の区別はついたのに、どーしてこの作品のモブキャラ達の男性の顔、見分けがつかないんでしょう、私。主要キャラはわかるんですよ、孔明とか関羽とか孫権とかは見分けついたんだから。
でも兵士達の顔はさーっぱり区別つかなくて、「えーと、この人どっちの陣営だっけ」「あれ、このキャラはさっきの人とは違うのかな」とかなっちゃってーっ★
はっきり言って皆が皆ややスリムな朝青龍にしか見えなかったんですーっ★ うわぁ……。だってぽっちゃり顔で目が細くてつり上がってるんだもん。
いや、私朝青龍の顔は嫌いじゃないですよ。それなりに愛嬌あるし。でも……似たタイプの顔が並ぶと区別が、区別がつかない。見分けられないーっ★
本編とは別に、そっちで苦悩しました。やれやれ、であります。 -
観てきました、映画『アイアンマン』♪ 漫画原作の映画化だし、何よりアメリカンコミックに複雑な筋立てや掘り下げた心理面を求めてはいけない。日本の漫画と違うのだからそんなもの求めるだけ無駄である。
……と、割り切って単純に男の子供心を眺め楽しむ為に観に行きました。それで正解な映画でした。自分が危険にさらされたり、目の前でつい今し方まで笑顔で話していた兵士が殺されるのを見なければ、己がやってきた事(兵器の開発・製造と売買)を否定できなかったあたり、ああ人間だな、アメリカ人だなー、と。
現実を実感しなければ、「自分は愛国者だ」と言い切り兵器で儲けて豪邸に住んで遊び暮らす己を疑問に思わなかったんですね……。でもそれは、翻ってアメリカそのものに思えます。武器の開発も製造も売買も正当化している。自分達の身に危険がないと思っているから。
巻き込まれて初めて疑問に思い、行動を振り返って検証するか、もしくは攻撃を仕掛けてきた相手が一方的に悪いと決め付け正義を主張するか。ブッシュは徹底して後者でしたが、この映画の作り手の思いは前者にある模様です。
自分達のしている事が、異国に悲劇をもたらしている、人々を不幸にしている、と。
人はスーパーヒーローではないので、一人でできる事なんて限られてますが、それでもやれる範囲の事をするのは良い事だと思いますよ。
たとえそれで自社の株が暴落しようが役員会議でたたかれようが、社長解任要求突きつけられようが、ね。観客7人だけでしたけど、観ている間楽しめました。 -
徒然感想の方に映画『ハプニング』の感想アップしました。もうネタばれ的な表現してもいいよねー、と。
というか、映画公開終わっちゃってるトコも多いみたいだし。うーん、映画誌やネットで否定的な評論とか意見、感想読んで見るのやめた人が多かったのかな。観る側の人間の受け止め方によると思うのだけど。
自分で判断した方がいいよ、な映画なんですけどね。素直に、純粋に怖かった。少なくとも私は面白く観られたぞ、と言います。
あ、私の嗜好と趣味を知ってる人間からすれば、んな判断あてにならん、となるかな? あはあはあは☆ -
昨日はレディースデーでしたので、シャマラン監督の新作映画『ハプニング』観に行きました。予告を見た時から「なんか怖そう」と思っていましたが……まじ怖っ。敵が目に見えない(呼吸する度体内に入ってきてしまう物質)では、戦いようも無いですもん。ただ犠牲者の数がピークに達して災厄が通り過ぎるのを待つしかないのだけど、いつそれがピークになっていつ終わるか、なんてのは誰にも正確にわからない……。
ウイルスとかなら抗体作り出すことも可能だろうけど、これは……。人間の脳に入り込み本能に逆らった行動を取らせる何か。最初に警告として死骸も残さず消えたのはミツバチ。それでも警告が人間に届かない、となって直接人間に……てな展開なんですけど、人間だけに作用するってのがポイントですね。いきなりリードを離された散歩中の犬は「どうしたの、どうなったの」と言いたげに動かなくなった、様子のおかしい飼い主の側をうろうろしてるから。
まあラストに対して賛否両論ある映画ですが、地球の警告、人類へのメッセージというテーマを貫くなら、あのラストで正解だと思います。安易なハッピーエンドにしてはならないと思う。
しかし善意に満ちた人間だろうと極限状態にあっても他人に親切にできる人間だろうと容赦なく殺すなら、助けを求めてきた人間(まだ大人とは言えない年齢の)を問答無用とばかりに次々と射殺したある家の主は、ぜひともこのハプニングの洗礼を受けてほしかったです! というか、事態が収束した時、あの男は自分の家の前に転がってる(自分が撃ち殺した)少年達の遺体をどうしたんだろう。自殺したとでも言い張るんだろうか。明らかに正面から、そして側面から撃たれてるのに?
ある意味、自分本位の人間が一番怖いって示している映画かも知れません。はい。